備忘録
『君へ捧ぐ手紙』 作:たばる
僕は君に恋をしていた。
それ以上でも、それ以下でもなく、
ただ、君の笑顔や泣き顔、君のすべてが自分のものになれば、と願っていた。
君が僕の心をつかんで離さないように
僕は君を抱きしめて離したくなかった。
だけど君は小鳥のように楽しく囀りながら、自由に飛び回った。
僕は君を愛するが故、君を失う恐怖に耐え抜くため、そしてそうならぬように、君を抱きしめようとした。
君は僕を愛するが故、僕を信じて、優しく手を離し、しかしいつでも胸に飛び込めるように、両手を優しく開いてそこに在った。
僕たちは、確かに、愛し合っていた。
だがしかし、愛しているというだけで傍に居れたあの頃はもう戻らない。
そうするには時が経ちすぎたのだった。
いま君はどこにいて
何をみているのだろうか。
いま君は誰を想っているのだろうか。
僕は君の瞳で世界を見てみたかった。
そう僕に想わせるほど、君が紡ぎ出す世界が僕にはまぶしく美しかった。
出来ることならその世界に住まいたかった。
もう一度それが可能ならば
そのときは
信じるという貴き行為に
僕は身を投じよう。
だがしかし、
そうするには時は経ちすぎた。
僕は君の、そして君の世界の美しさに惹かれ、そして同時に、それを恐れてしまったのだった。
僕のことを許してはくれまいか。
僕には君が美しすぎたのだった。
「真意を心に口を閉ざせ」
形にすればとても陳腐で
もう泣きそうになるくらい、情けない。
だから体現するしかないと思う。
言葉にするのは、もっと後でいい。
こんなこと↑を書くのも嫌なのだけど、備忘録としてここに記した。
*****
島田洋七「ばぁちゃんはなんでそがん前向きとね?」
がばいばぁちゃん「後ろ向きは歩きにっかけんね」
*****
「失敗のない人生は失敗だけん」―佐藤忠吉
***
時は移り変わってゆく。
1年2ヶ月。
経っちゃいましたねー。
もうずいぶん長い間一緒にいるような気がするけれどねん。
*****
ディケンズ作/村岡花子訳『クリスマス・カロル』新潮文庫、昭和27年
- 作者: ディケンズ,村岡花子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1952/11
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (69件) を見る
税別286円なり。
やすさにびっくり!
やっぱ新潮文庫安いなぁ〜〜〜〜
いま、読まなきゃいけない本5冊以上…。
これを読んでいる場合ではないのだが、脳を休めるためにはこういうのも読まねば…と。
これはいいわけか?w
*****
あーー
美しくなりたいー
やっぱ中身からだよなぁ。
精進せよ。
情けは無用。