嗚呼。


再び詩が書けるのでは、と期待していた私は甘かったのだろう。


スランプ、なのか何なのか。

今の私には、私を守ってくれる言葉が必要ないのかもしれない。


私の詩に感動して、ずっと会いたいと思ってくれていた人に会い、ありがたくも罪悪感にさいなまれた。

彼の目を見て
「私はもう、久しく詩を書いていません。」
とは言えず。



言葉を発することの重みを知り、私は詩を書けなくなった。

筆を持っても言葉は浮かばず、もうずいぶん筆を触っていない。


私たちが本気で口にしている言葉はどれくらいあるだろうか。


「死にたい」

「まじ鬱になる」


言葉にすることで、気を楽にしているのだろうけれど、本気で死にたいやつは言葉にする前に死んでいるし、鬱の人はそれに気づかない、ということを知ってからは、言葉にすることで何もかもが陳腐にうつってしまって仕方がなくて。恐れもあって。


私は筆を執ることが出来ないでいる。



模索の日々は終わらない。


生きてる証。